HEAD TO HEAD 01 / MATCH DATA
鈴木博昭VS千春
RIZIN.55 / フェザー級 / 66.0kg
プロMMA・全団体
各試合をタップして対戦相手を確認
鈴木博昭
3勝 2敗
対戦相手宮川日向
勝ち・TKO
千春
5勝 0敗
対戦相手高須将大
勝ち・サブミッション
プロMMA通算|勝ち方
鈴木博昭
7勝 6敗 0分
千春
7勝 1敗 0分
割合は、それぞれの勝利数に占める比率。
組み際で千春がヒザを使うとき、鈴木博昭はどう反撃するのか。 RIZIN.55で、鈴木博昭がFighting NEXUSフェザー級王者・千春を迎える。打撃の実績を持つ鈴木と、柔道・ムエタイをつないで戦う千春。遠い距離の殴り合いよりも、近づいた後に何を選ぶかが、この対戦の面白さだ。
鈴木はRIZINで3連勝。千春もプロデビュー戦の反則負けから7連勝している。勢いのある初参戦選手と、それを受け止める経験者という構図に、お互いが得意とする近い距離が重なる。
鈴木と千春の対戦条件
11月8日、LaLa arena TOKYO-BAYで行われる66.0kg、5分3ラウンドのRIZIN MMAルール。タイトルマッチではない。
鈴木はBELLWOOD FIGHT TEAM、千春はFREEDOM@OZ所属。身長は鈴木167cm、千春182cmで15cm差がある。ただ、千春は長い距離だけで勝負する選手ではない。自分から組みへ進む場面では、鈴木の反撃が届く距離にも入る。
鈴木博昭――立ち上がるだけで終わらない
鈴木はシュートボクシングで日本・世界の王座を獲得し、ONEでの立ち技を経て2021年にMMAへ転向した。プロMMA通算は7勝6敗。KO/TKOによる5勝に加え、直近の3連勝には山本空良戦、ファン・イェーロウ戦の判定勝ちもある。
山本戦ではテイクダウンされても立ち、3Rにはアナコンダチョークや三角絞めの攻めをしのいで打撃へ戻った。鈴木は倒されても、立ち上がって打撃に戻せる。 千春が組みを選ぶなら、一度倒した後に攻撃を続けるところまで問われる。
宮川日向戦では、2Rに右ストレートで倒されながら組みつき、金網際のヒジから攻め返して、グラウンドのヒザでTKO勝ちした。千春が打撃を当てても、追う勢いで鈴木のヒジ・ヒザの間合いへ入り続ければ、攻守は変わり得る。
一方、ファン戦は判定2-1。鈴木が前に出てボディーや顔面を攻める時間がありながら、終盤には相手のストレートも受けた。反撃の強さと、攻められる時間を短くすることは別の課題として残る。
千春――ヒザで終わらず、組みへつなぐ
千春は柔道からムエタイ、MMAへ進んだ。7月の高須将大戦で第3代Fighting NEXUSフェザー級王座を獲得し、プロMMAは7勝1敗。勝利はKO/TKO2、サブミッション3、判定2に分かれる。
本人の言葉にも、技をつなぐ意識がある。高須戦前の6月30日の取材で、千春は組み際の打撃を使い、相手がヒザを嫌って腰を引けば脇を差しやすくなる、と説明していた。ヒザを当てることと、組みで有利な位置を取ることが一続きになっている。
同じ取材では、アポロ中山戦はKOを求めて打撃に固執したとも振り返った。鈴木戦でも、打撃で勝ちたい気持ちが攻撃の選択を狭めないか。相手の立ち技の実績が高いだけに、殴り合いを選び続けるか、打撃から組みへ移れるかで試合の姿が変わる。
高須戦では、足関節への守備を経て上を取り、パウンドから相手の背中を捉えてリアネイキッドチョークへ進んだ。勝ち技だけでなく、相手の仕掛けに対応してから攻撃へ移った順序が、鈴木戦を考える材料になる。鈴木が打撃の距離を保つなら、高須戦のように相手の仕掛けを受けるだけでなく、自分から上を取る入口を作る必要がある。
直近5試合を振り返る
鈴木は3勝2敗で、現在3連勝。千春は5勝で、そのうち4試合をフィニッシュしている。 プロMMAの全団体を対象に、新しい順で並べた。
直近5試合の結果
鈴木博昭
千春
鈴木博昭の直近5試合
| 対戦相手 | 結果 |
|---|---|
| 宮川日向2026.07.18 / RIZIN | 勝ち・TKO |
| ファン・ | 勝ち・判定 |
| 山本空良2025.06.14 / RIZIN | 勝ち・判定 |
| 安井飛馬2024.12.31 / RIZIN | 負け・判定 |
| 秋元強真2024.11.17 / RIZIN | 負け・判定 |
安井戦は「黒薔薇くん」名義での出場。ONEのキックボクシングやBreakingDownの立ち技戦は、このMMA戦績には含めていない。
千春の直近5試合
| 対戦相手 | 結果 |
|---|---|
| 高須将大2026.07.03 / Fighting NEXUS | 勝ち・サブミッション |
| アポロ中山2025.12.21 / Fighting NEXUS | 勝ち・判定 |
| ファビオ・ | 勝ち・TKO |
| 嵐士2024.11.28 / Fighting NEXUS | 勝ち・TKO |
| 石川健吾2024.05.12 / Fighting NEXUS | 勝ち・サブミッション |
嵐士戦は主催者のTKO表記を採用。石川健吾戦は当時の結果報道では「健吾」名義で、開催日と一本勝ちを報道・補助戦績資料で照合した。
千春のハラダ戦とアポロ戦は5分2ラウンド、高須戦は5分3ラウンド契約で1R決着だった。今回は15分の試合もあり得る。フィニッシュの多さだけでは、鈴木のように立て直す相手と終盤まで戦う展開までは読み切れない。
格闘技JAPAN独自のAI予想――千春のサブミッション勝ち
AI予想
千春が打撃から組みへつなぎ、上からの打撃で鈴木の向きを変える。立ち上がろうとする背中を捉えてサブミッションで勝つ。一発で倒すよりも、鈴木の立て直しを追う連係を予想の軸に置く。
AI予想の本線/ 千春
- 01打撃から組みへ
パンチだけで追わず、ヒザと組みをつなぐ。
- 02上から攻める
倒した後に打撃で相手の向きを変える。
- 03背中を捉える
立ち上がり際も離さず、絞めへ。
予想を覆す展開/ 鈴木博昭
- 01正面を保つ
背中を渡さず、組まれても姿勢を戻す。
- 02近い距離で反撃
千春が攻め続ける間にヒジ・ヒザを返す。
- 03追撃で決める
守備から攻めへ移り、KO/TKOにつなぐ。
なぜ千春を選ぶのか
材料は、高須戦での上からの打撃と絞めの連係、そして鈴木が安井・秋元戦で繰り返し組まれた攻防だ。安井戦では立ち上がっても再び組みつかれ、秋元戦でも立った後のタックルから守備を強いられた。千春にも、鈴木が一度立ち上がっても、再び組んで攻める可能性があると見る。
ただし、千春が安井や秋元と同じタックルを再現する想定ではない。本人が説明した、ヒザへの反応を利用して脇を差す攻めが入口になる。組みで姿勢を崩し、上から打つ。鈴木が立つ動きを、背中を取る機会へ変えられるかを重く見た。
鈴木のMMA6敗にサブミッション負けはない。だから、絞めが得意な千春なら簡単に決まる、という予想ではない。打撃と位置取りで鈴木の守る場所を増やし、そこから首へ進むまでが必要になる。
予想が外れるとしたら
最も強い反証は、山本空良の寝技をしのぎ、勝ち切った鈴木だ。山本は倒して絞めを狙ったが、鈴木を仕留められなかった。千春が上を取っても、鈴木が正面を向き直して打撃へ戻せるなら、一本勝ちという見立ては弱くなる。
そこへ宮川戦の反撃が重なる。千春が追って体を寄せた時間は、鈴木にヒジ・ヒザを返す機会も与える。組みに入れば安全なのではなく、頭と上体の位置を保ったまま攻められるか。鈴木がそこで先に効かせれば、KO/TKOで逆の結末になる。
見立てを変える場面
鈴木が立ち上がっても、千春は背中に密着し続けられるか。 鈴木が正対して離れられれば、千春はもう一度、打撃の距離から組みを作る必要がある。背中を追えず、追い直すたびにヒジやパンチを受けるなら、千春の連係より鈴木の反撃を重く見る。
逆に千春が最初の組みを切られても、ヒザで鈴木の姿勢を変え、次の組みへ進めるなら予想を支える。テイクダウンの回数だけでなく、鈴木が立つ前に千春が絞めを狙えるかが焦点だ。
千春の絞めか、鈴木の反撃か
千春の初参戦は、打撃を組みへつなぐ戦い方がRIZINでも通じるかを試す一戦になる。鈴木にとっては、守った後の反撃まで若い王者に突きつける試合だ。立ち上がりが、千春の絞めへの入口になるのか、鈴木の反撃の始まりになるのか。 その瞬間を追いたい。
この一戦、誰を応援する?
両選手の応援もできます。 再タップで取り消せます。
出典と確認日
- RIZIN公式・RIZIN.55対戦カード ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・鈴木博昭のプロフィールと戦績 ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・千春のプロフィールと戦績 ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・鈴木博昭対宮川日向 ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・鈴木博昭対ファン・イェーロウ ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・鈴木博昭対山本空良 ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・黒薔薇くん対安井飛馬 ↗確認日:2026-10-25
- RIZIN公式・鈴木博昭対秋元強真 ↗確認日:2026-10-25
- Fighting NEXUS公式・高須将大戦の結果 ↗確認日:2026-10-25
- Fighting NEXUS公式・アポロ中山戦の結果と開催日 ↗確認日:2026-10-25
- Fighting NEXUS公式・ファビオ・ハラダ戦の結果(6月24日は掲載日) ↗確認日:2026-10-25
- Fighting NEXUS公式・嵐士戦の結果(主催者表記はTKO) ↗確認日:2026-10-25
- MMAPLANET・千春本人インタビュー(6月30日取材、7月1日掲載) ↗確認日:2026-10-25
- BOUTREVIEW・高須将大対千春の現地試合レポート ↗確認日:2026-10-25
- Sherdog・鈴木博昭のプロMMA通算と勝利内訳(補助資料) ↗確認日:2026-10-25
- Sherdog・千春の通算と勝利内訳、石川戦の開催日(補助資料) ↗確認日:2026-10-25
- BOUTREVIEW・NEXUS vol.35結果/2024年5月12日の千春対健吾(開催日・一本勝ちの補助照合) ↗確認日:2026-10-28